人生をひと山、ふた山超えた女性たちが「鎌倉駅徒歩8分」のシャアハウスから始まるストーリー。(下記の『』内は本文より抜粋)
人それぞれ心の荷物を抱えている。他人に受け入れてもらうだけで救われること。誰かの荷物を受け入ることがどれだけ大事なこと。そんな優しい支え合い。
『おうちカフェに集う人たちは家族ではない。いつの日か離れていってしまうかもしれない…でも、かりそめだからこそ、みんなが寄り添って咲かせる花は美しい…』
職場や親族•親子などの人間関係のもつれ、LGBTQ…「他者を認めることができる」社会であれば何も問題ないのになぁといつも思う。誰かが誰かに一種の常識や価値観を押し付ける事が問題。もちろん、自分や他人に危害を与える事はダメですが❗️
『心は女なんでしょ。だったら、何の偽りもないんじゃない。』
夢や希望だけでなく、財産や生活の場を追われて…絶望感と無力感に苛まれて…それでも…誰かは誰かのためになれる。
『どんな小石でも何かの役に立つ。それが無益ならすべて無益だ。』
家族は守るもの。だけど、その方法を教えてくれるところはない。誰かが手を差し伸べて亀裂を紡いでくれる社会じゃない。拳を振り上げてる同士だけでは問題は解決しないに決まっているのに。いつから日本こんな社会になっちゃったのだろうか?
『父と暮らしてきたせいか、「家族」の守り方がわからなかった』
この小説はさりげなくコーヒーの入門書。
そことなく、コーヒー豆の特徴をわかりやすく伝えてくれる。コロンビアだとかなんちゃらとか(^^)その時の空気感に合わせたコーヒーを提供している主人公の香良さん。色々な専門店に行ってきたつもりだけど、こんなカフェないなぁ。これぐらいまで珈琲を極めたい(笑)
『コーヒーを飲んでると、なぜかひっかき絵を思い出すんです。真っ黒で見た目からして苦しそうでしょ。最初は予想通り、苦い。でも、すぐにいろいろな色や匂いが現れて頭の中がカラフルになる。そんな感じがすごく好きなんです…飲み方に決まりなんてないんです。でも苦いって思って一気に飲み込まず、少しの間舌で味わってみるといいかもしれません』
忙しいし、騒がしい、落ち着かない…そんな日々過ごしていませんか?
『おうちカフェに来て初めて鳥や虫の声に耳を傾ける事を覚えたような気がするな…当たり前すぎて気づかなかった…何も考えずただ聞き流してた』
こんな忙しい世の中ですが…花鳥風月を感じられる気持ちを心の片隅にでも置いておきたいものです。今日は雨の「匂い」が漂う1日です。
※小説内に出てくるカレー❗️レシピ付きですよ。作ってみたくなりますよ(^^)
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