映画BLUE GIANTを観た方には、ぜひ読んで欲しい一冊。雪祈が生まれて、ジャズに出会って、宮本大との出会って、So Blueに立つまで。沢辺雪祈のサイドストーリーとして描かれています。
---下記、小説内より抜粋---
勝つなら、勝負を挑んで圧倒しなくてならない
『・・・あの子、凄いわね』ママの一言で、涙があふれた。感動してもいいんだと思った。
優しく接し続けて、転ぶ度にもっと優しく慰めるつもりなのか。そんなのは、無責任だ。
内臓をひっくり返すぐらい自分をさらけ出すのがソロだ、と言われた。知っている。だけど、できない。壊れるのが怖いからだ。
大の拳が動いて、トントンと胸を叩く音が聞こえた。『俺は、それで吹いている』
君が苦しんでいるからさ。苦しさがね、音に出ている気がするんが。「豆腐もさ、毎日同じじゃないんだよ・・・日によって微妙に作り方を変えるし、実は味そのもの、もっと良くしようとしているんだ。でも、なかなか良くならないし、少し変わっても気づくお客さんはほとんどいなくて。そういうのってさ、苦しいだろ？」
「でもそれを続けるのは、実は素敵なことなんじゃないかって思うんだ。誰も見ていないところで真剣であり続けるって大変だけど、格好いいはずだ。君の音にもそんな感じがしてね、勇気がもらえそうだって思ったんだ」
「私、ピアノ業界のために弾きたいって思ったことないもん」「ただ、思いっきりやればいいんだよ」
「ええ、正解よりも正しい答えだったと、今でも思っています」
「もがくことを、続けられる。だからあいつは成功するんです。」
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ここまでも、真っ直ぐに、もがける続けられる
アスリート、アーティストに出会ってみたい。
そう思わせてくれる一冊です。ぜひ！
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あなたは本気ですか？変わりたいあなたのために。
Everyone‘s Dream In Training Project
～誰でもトレーニングで夢を～
https://fitcure.wixsite.com/fitcure
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