とにかく全ての役者が全力で面白い。笑いっぱなしですよ。映画館で笑いが溢れるなんてそうそうないですよ。
特に長澤まさみさんの演技力を全て出すために作られた映画なんじゃないかと思う。それを象徴する後半にあった長台詞。めっちゃ見応えありますよ。めっちゃすごって思ったし、それがあたかも普通に見えてしまうところが凄い。
舞台劇を観ているような映画。役者の個性と演技力を最大限に引き出すための映画。そして、その演技力を最大限に楽しめる映画。
こういう映画って貴重❗️さすが三谷監督‼️
映画って、芸術、文化、社会問題、エンタメ、歴史…いろいろな側面があるけど、『役者』という側面で撮影している映画はそうそうない。
ラストのミュージカル的カーテンコールな『ヘルシンキ』でのエンディング。あっけに取られそうになった。いわゆる映画だと思って観てしまうと最後までついていけないかもしれませんよ。
所作ひとつひとつから、話し方、立ち振る舞い、背景になる方々も話の流れにあった行動や意味のある行動だったり。
カメラワークもわざと見えるように撮ってるんだろうなーと。
とても丁寧で綿密な事をされているはずなのに、そう見せないような映画としてのストリート
『この人は、人を一面でしか見ない』
『人には多面的なんだ』『スオミはこういう人間なんだ』みたいなところ、この映画の芯ですね。それを意識して使い分けてるか、無意識になっているかは人生を大きく左右するみたいですよ。
そして素のスオミは…
印象に残るのが、寒川邸での太った子供役。メインで演技の背景でハンバーガーのお供、2Lと思われるコカコーラを冷蔵庫から出して2階の部屋に向かうシーン。いや〜細かい、丁寧(笑)そんなシーンが至る所に散りばめられてるので、何度観ても面白いんだと思う。
この映画、パンフレット見てから観た方が面白いかも。裏話がわかるから。
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