hidamaricafe’s diary

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【書籍:漫画君たちはどう生きるか〜映画パンフレットと共に〜】

買っちゃいました。映画「君たちはどう生きるか」のパンフレット。当時75歳、宮﨑駿監督が苦悩の上で製作に取り掛かったのが2016/7/1の手記から伝わります。3年と考えていたものが7年かかって制作したこの作品。3年後の未来を見据えて作品を考える。その難しさは想像し難い。
宮崎駿監督が少年時代に読み、感動した、吉野源三郎の著書『君たちはどう生きるか』からタイトルをお借りしたものだそうです。

それで、原作を検索したら漫画にしたものがあるとあったので…なんとなく漫画版を買ったわけです。読みやすいですよ。

主人公は悩める中学生のコペル君と叔父さん。
「いじめ」「貧富」「人間関係」「歴史」「過ち」などなどが、コペル君のお父さんの遺言『立派な人間になってもらいたい』という観点のもとで話しが進みます。
コペル君がいろいろ考えながら「ものの見方」を広げていきます。そして、最後のページにこうあります。
『コペル君は、こういう考えで生きてゆくようになりました…そこで、最後に、みなさんにおたずねしたいと思います。君たちは、どう生きるか。』
タイトルコールで最後が締め括られるわけです。

映画『君たちはどう生きるか』と直接的な共通点はないですが、主人公の少年眞人(まひと)の『ものの見方』という観点では共通ですね。

映画パンフレットのほうは、ほぼ絵です(^^)映画の雰囲気を知りたい方はご覧になってくださいね。エンドロールもありますので、声優陣が分かりますよ。「え〜あの人も〜」って感じですよ。
エンディング曲「地球儀」さすが米津玄師さん。良い曲ですよ。