【映画：夜明けのすべて】 - hidamaricafe’s diary

まず、この映画が恋愛映画ではありません(^^) PMS(月経前症候群)とパニック障害を抱えた男女2人の前に向かうストーリー

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とても穏やかな、そぐそこにあるような生活をそのまま映し出したかのような映画。なんだろうな…昭和感といっていいのかもわからないけど、懐かしい社会、会社、人間関係が映し出されているようにも感じました。
少しギスギスしたストレス社会から離れたかのような世界観。そう思うのは、私だけでしょうか。
もしかしたら、ホントはすぐ目の前にある世界観なのかも…とも感じてしまいます。

「いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる」助け合い人間関係が懐かしく感じるのは、それだけ令和の今が『個』の社会観が強いからでしょうか？この「自分さえよければ…」「私が…」なんて概念は1ミリも感じられません。

これぞ、良き日本社会。the nippon❗️

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「原作を読み込むうち、やがて二つの柱が浮かび上がる。これは働くことについての映画であり、現実に生きづらさを抱える人たちがユーモアや人とのつながりによってそれを乗り越えていく物語になりだろう(パンフより)」

キャスティングがドンピシャ
雰囲気を収めるゆるやかな音楽
柔らかい映像
脚本からセリフまで…
とても素敵な映画でした。どうも原作にはない部分も映像化されているとのこと。上白石萌音さん曰く「映画を先に観た方にも原作を読んで欲しいです。結末も全然違いますしね。両方読んで、観て、やっと完結するという感じがします。(パンフより)
はい、原作(瀬尾まいこ)を取り寄せます（笑）